高知家 KICNETWORK
IT・コンテンツネットワーク
高知出身者・高知県に興味のあるITエンジニア/クリエイターのための首都圏コミュニティ

大阪&オンラインで大交流会『ITで変わる高知がわかる!トーク&交流会』を開催!

2020年11月7日に、大阪会場とオンラインにて『ITで変わる高知がわかる!トーク&交流会』を開催いたしました。



現在、高知県では、農業・教育・コミュニティなど、多くの分野でITが活用され、「課題解決先進県」と言われている高知県の日常がアップデートされ始めています。

今回は、各分野でITで高知を盛り上げているキーマンをお呼びし、「ITで面白くなってきている高知の今」がわかるトーク&交流会となりました。

面白く変わってきている高知を知り、その中心にいる仕掛け人(キーマン)や参加者同士がつながることで、今後、高知と関わるきっかけを作ってもらうことがイベントの目的です。

トークイベントのほかにも、高知県の課題を題材として意見交換ができるワークショップ、県内IT企業の紹介発表、就職・転職相談、移住相談など、高知とのつながりを発見できる盛りだくさんの内容となりました。

 

イベント当日の様子




今回は、大阪の会場と、オンライン(Zoom使用)によるハイブリッド形式で開催しました。会場は登壇者の話が聞けるセッションエリアと、登壇者と自由に交流ができる出展ブースエリアを設けました。

 

オープニング


朝10:30に開場。来場いただいた方にはお土産として、大阪では買えない「芋屋金次郎」の新芋チップスと四万十紅茶・緑茶をお配りしました。



会場内には、今回の登壇テーマである「教育」「農業」「コミュニティ」「アウトドア」「日本酒」と、参加者の関心が高いと思われる「働き方」の、合計6つのテーマを掲げたテーブルを用意しました。参加者はそれぞれ興味のあるテーブルに着席し、偶然同席した参加者同士が興味のあるテーマで話がはずみ、繋がることができました。

 

開会


まず最初に、司会の浦田愛氏より開会の挨拶と進行スケジュール等について案内がありました。



浦田氏は高知県出身で、大阪でフリーランス司会者としてご活躍されています。よさこいチーム「十人十彩」のインストラクターとして踊っているという高知とのつながりもあり、今回司会をお願いしました。

 

続いて、高知県 商工労働部 産業創造課 濱田課長から、オープニングスピーチがありました。



都市部から高知県へのアクセスのしやすさや、高知県がIT企業の誘致に力を入れており、その結果IT企業の進出が増加し、雇用数も増えていること、高知県の行政サービスのデジタル化推進等の意欲的な取り組みを紹介しました。

 

第一部


第一部では、「高知の課題をIT技術でビジネスに!!!」と題して、まず最初に、株式会社アルファドライブ高知 代表取締役社長 宇都宮 竜司氏から、地域課題をIT技術で解決する「オープンイノベーションプラットフォーム(OIP)」の取り組みの発表がありました。



株式会社アルファドライブ高知 代表取締役社長、宇都宮 竜司 氏

「意志を持って高知に飛び込めば、チャンスはたくさんある」「高知から新しい仕事を生み出していく仕組みができる」というメッセージがあり、参加者からは「課題解決先進県だからこそ、ステップアップやチャレンジの機会があるという発見もあった」という意見がありました。

続いて、高知県農業振興部 農業イノベーション推進課 IoP推進室 主任(IoP推進機構担当)、松島 弘敏 氏から、「施設園芸農業から始まる高知版Society5.0の推進」と題して、高知県が注力している「Next次世代型施設園芸農業」について発表がありました。



高知県農業振興部 農業イノベーション推進課 IoP推進室 主任(IoP推進機構担当)、松島 弘敏 氏

高知県は耕地面積当たりの農業産出額が全国1位であることや、各生産現場や流通などに関する様々なデータをクラウドに集約・管理することで、あらゆるノウハウを共有する「IoPクラウド」の取組み、それによって農業事業の効率化・農業従事者の高所得化などを目指すといった、農業大国高知の未来についての発表がありました。こういった大きなプロジェクトが行われていることを初めて知り、驚いた参加者の方もいました。

 



第一部の最後には、参加者の皆さんと一緒にアイデアソンワークショップを行いました。

アイデアソンのタイトルは「ITで変わる未来を作ろう!」というもので、各テーブルに掲載している「教育」「農業」「コミュニティ」「アウトドア」「日本酒」「働き方」というテーマに対して、「ITを使って大きく変わりそうなこと」のアイデアを出し、どんな未来が作れるかをグループでディスカッションしました。





5〜6名ほどのグループで、どんどん面白いアイデアが出され、高知の面白い未来が模造紙いっぱいに描かれました。



一方、オンラインでも、松島氏と、本イベントのトータルデザインを担当し、自身も高知でデザイナーとして活躍する横田佳歩氏によるファシリテーションの元で、ワークショップを行いました。



オンラインでもたくさんのアイデアが出て盛り上がることができました。



 

実際に考えながらコミュニケーションをとるワークショップを通して、同じような関心を持った参加者同士が繋がり、楽しみました。

 

第二部


お昼休憩を挟んで、第二部を実施。第二部では「今、高知がオモシロイ!「◯◯×IT」で作る高知の未来」と題して、コミュニティ、教育、農業、アウトドア、日本酒の分野とITを掛け合わせて、高知の未来を作っている仕掛け人による各10分間のライトニングトークを行いました。

最初に、「コミュニティ×IT」のトークとして、高知県内外で多数のコミュニティに所属、活動している小林洋実氏から発表がありました。



JAWS-UG、StartupWeekend高知などのコミュニティ所属、株式会社SHIFT PLUS、 小林 洋実 氏

「近年増えている「学びの場」、高知をITの力で変えていくコミュニティ」と題して高知県で活動しているコミュニティ(任意の勉強会やプロジェクト)の紹介、個人や仕事にプラスになる内容や、県外にいながら高知と関わる第一歩として勉強会やイベントに参加してみる方法などの発表がありました。高知と関わりを持ちたいがどうしたら良いかわからないという方に、ヒントになる内容でした。

 

続いて、「教育×IT」のトークとして、SmartProject CEO 尾﨑 健二 氏と、高知国際高校教員 藤澤 誉文氏から、「国際バカロレアや先端のIT技術を取り入れた、高知西高校・高知国際中学の取り組みと教育テック事例」について発表がありました。



SmartProject CEO、 尾﨑 健二 氏



高知国際高校、 藤澤 誉文氏

まずは藤澤氏から国際バカロレアを取り入れた高知国際高校の教育内容が紹介され、続いて尾崎氏から、高知国際高校の起業家教育や高校生によるXRイベントの企画、さらに今後行っていくシリコンバレーの起業家育成プログラムの日本法人立ち上げと高知県の学生の参画チャンスについて紹介がありました。高知県の公立高校でこうした取り組みが行われ、変革をもたらしている人がいることは参加者にとって強く印象に残ったようでした。

 

続いて、「農業×IT」のトークとして、合同会社Office asoT 代表社員、 松本 貴也 氏から発表がありました。



合同会社Office asoT 代表社員、 松本 貴也 氏

「AI・IoTで支えていくこれからの農業」と題して、施設園芸農業の分野でAI・IoTを活用している事例について紹介がありました。ハウスの中でナスを定期的に撮影し、つぼみや花、実が成長していく様子や、AIで個体識別などの分析をしている動画が流され、高知にはIT技術を取り入れ新しいことにチャレンジしていく活動的な農家さんが多いことも紹介されました。参加者の中には農業従事者の方がおられて、高知の農業の可能性を大きく感じる発表内容となりました。

 

続いて、「アウトドア×IT」のトークとして、高知アウトドアサークル「LIFE CAMP」代表、株式会社SHIFT PLUS、 鈴木 康太 氏から発表がありました。



高知アウトドアサークル「LIFE CAMP」 代表、株式会社SHIFT PLUS、 鈴木 康太 氏

「高知の大自然を遊び尽くす、高知アウトドアライフのおすすめ」と題して、高知の大自然とそこで遊ぶ楽しさ、ITやワーケーションの活用によるこれからの働き方について発表がありました。高知県が準備している「シェアオフィス拠点施設整備等事業」にも触れ、「大自然のなかで働く」ことがすぐそこまできているのではないかというメッセージもありました。参加者の中にはワーケーションに関心がある方もおり、多数の方の印象に残る内容となりました。

 

続いて、「日本酒×IT」のトークとして、土佐酒アドバイザーアソシエーション事務局、 平野 宏明 氏から発表がありました。



土佐酒アドバイザーアソシエーション事務局、 平野 宏明 氏

「県内の酒造組合と土佐酒アドバイザーの集まりが開催したオンライン酒場「酔うちゅう部」。日本酒×ITで起こす、イノベーションが目指している未来とは?」と題して発表をいただきました。県内18酒蔵で成る「土佐酒造組合」の紹介と、ITを活用した新しい飲み会の形「酔うちゅう部」を用いたオンライン飲み会や、杜氏さんや酒造組合の方とディープな日本酒の話ができるという新しい価値について紹介がありました。高知らしい分野でITを活用した事例を聞き、参加してみたいという声も寄せられました。

 

第二部の最後に、IT・コンテンツネットワーク事務局から「高知家IT・コンテンツネットワーク」事業の取り組みとサービスについての紹介がありました。

 

第三部


第三部では、高知県で活躍するIT企業5社からの発表があり、会社の事業紹介や高知オフィスなどが紹介されました。

■ 株式会社アドインテ

京都に本社があり、高知や地方都市にも拠点を構える企業。IoTとAIで小売、機械、農業を科学するというビジョンを掲げ、高知では農業分野の新規事業を推進されています。

■ 株式会社オートクチュール



東京に本社があり、高知や地方都市にもオフィスを構えながら、ゲームやアニメ・リスト等のクリエイティブ事業を推進されています。

 

■ 四国情報管理センター株式会社



高知に本社を構えるソフトウェア開発企業。自治体向けシステム開発事業だけではなく、地域課題を解決する新しい取り組みも推進されています。

 

■ 株式会社プレオン



神戸/東京/高知に拠点を構える、IT総合支援の会社。高知ではWEBサイトに関する事業に注力しており、健康経営優良法人2020にも認定されています。

 

■ レイシスソフトウエアーサービス株式会社



神戸/東京/高知に拠点を構えるソフトウェア開発会社。高知では主にスマホアプリの開発に力を入れています。

 

第四部


第四部は、登壇者、参加企業、参加者が会場内で自由に交流や意見交換を行いました。





今回は新型コロナウイルス感染症の感染防止対策のため、お酒や食べ物の提供を控えましたが、それでも参加者の皆さんは楽しく交流をされていたようです。

高知の美味しいお酒や食べ物をお出しすることができなくて残念です...。

 

最後に


今回は大阪会場とオンライン配信というハイブリッド形式で交流会を行いました。関西圏の方はもちろん、関東など他の地域の方々や、地元高知の方にもご参加いただき、高知が面白くなっていること、またそれに関わるチャンスがあることを感じていただけたのではないでしょうか。

高知家IT・コンテンツネットワークでは、今後もそういった高知県の取組みや、関わり方について情報発信をしていきます。次回のイベントもお楽しみに!

ご参加いただいた方ありがとうございました。